い構造とすること。例えば、24〔V〕と100〔V〕、24〔V〕と440〔V〕、100〔V〕と440V〕等は組合せできないこと。
1・4・12 接地
(1)機器はその金属性の外被又は合板が有効に接地できるように考慮すること。この場合特に接地線を設ける必要はない。
(2)絶縁性支持物(例えば、防振ゴム)を介して取付ける機器又は木壁等に取付ける機器はその金属外被の適当な部分に接地端子を設けること。
(3)携帯用機器は接地端子を設けプラグ・レセプタクルの部分で接地するようにすること。ただし、安全電圧のものはこの限りでない。
注:接地端子は普通機器の主回路の定格電流の1/2に相当する大きさとしている。
1・5 性能
1・5・1 定格
機器の定格は、特に指定がなければ連続定格とする。短時間定格を指定する場合は次のいずれかとする。
1時間定格、30分定格、15分定格
1・5・2 効率
機器は機械的、電気的に損失が少く効率がよいものとする。また、規格仕様書に規定された効率の値の範囲内で、さしつかえない範囲で寸法、重量を節約すること。
1・5・3 絶縁
(1)絶縁抵抗
機器の異極導体相互間及び導体と大地間の絶縁抵抗は500〔V〕絶縁抵抗計で測定し次に示す値以上が望ましい。
(a)回転機及び付属器具…3〔MΩ〕
(b)配電盤類…1(MΩ〕
(c)区電箱、分電箱、通信器、灯具等の小型器具及び部品…20〜50〔MΩ〕
(2)耐電圧
機器の異極相互間及び導体と大地間の耐電圧は特に規定する機器及び部品を除いて、次に示す値の正弦波に近い商用周波数の交流電圧を1分間加え、これに耐
前ページ 目次へ 次ページ
|
|